スウェーデンの社会民主党(Socialdemokraterna)が選挙で有利になるようにアメリカと取引をしようとしたことも明らかになりました。
なんと、選挙で社会民主党を支援してくれたら、その見返りにアフガニスタン派兵を支持するというような内容だったそうです。
Urban Ahlin
(2008年頃、社会民主党は党内で派兵についての意見が分かれていた。一般の党支持者はアフガン派兵には懐疑的であった。そこで、党内では右寄りのUrban Ahlinが駐スウェーデン米大使と、取引の会談を行った。)
連立を最近解消した左翼党の党首は「国内の問題を外国の力を借りて何とかしようとするなんてあってはならない。」と批判したそうです。そりゃそうか。
(参照: Washington skulle hjälpa S)
とは言え、現在の与党、穏健党(Moderaterna) はアメリカから「前の政府よりずっとやりやすい」とお墨付きを頂いた、親米政府だということも忘れずに。
スウェーデンはNATOには入っていないにも関わらず、事実上は一緒に仕事ができるくらい仲良しみたいです。
(参照: USA-bekraftar-svensk-Natokoppling)
外交に関しては「人道的」と比較的評価の高いスウェーデンですが、やはりアメリカとしっかり結びついていました。
でも、建前を取り繕うとするだけ、日本よりはマシなのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿