その事件に関する不可思議な点について同ブログで言及しました。
補足すると、軍関係者が事前に事件がどこで起こるかなどを知っていたという記事、Dagens Nyheter(DN)ではまだ読めます。
DNや他紙は、TT(スウェーデンの通信社)からの情報をもとにこの報道をしました。TTは、かなり慎重にニュースを流すことで有名です。そのTTが「信用できる情報筋によると」と言っているのは重要な点だと思います。
(情報筋を曖昧にしているのは、情報提供者の特定を防ぐためだと思います。)
TTが国防軍や公安にこの情報に対するコメントを求めたところ、ノーコメントだったそうです。
私自身はいまだに、この件に関する訂正記事を見つけられていません。
ところで、SVT(スウェーデン・テレビ)が製作したWikiRebelsというドキュメンタリーについてのエントリーを覚えていますでしょうか?
(普段は海外からアクセスできないSVT Play(SVTのネット配信映像コンテンツ)も、この番組に限ってはアクセスできるようになっているんだとか。)
放送は12日。自爆「テロ」の翌日でした。
本来であれば、ドキュメンタリーのあとに、討論番組Debattが予定されており、そこにはウィキリークスと協定を結んでいる海賊党の副党首、Anna Trobergも出演予定でした。
しかし、自爆「テロ」のために討論番組は中止。
番組ページのコメント欄には
「今日、見れる番組ができた(^_^)」との視聴者のコメントに続き、
Troberg本人が
「残念だけど、今日は私を見ることはできないよ。昨日の爆破事件のせいで、ギリギリになって番組の一部は延期になっちゃたから、私は出ないんだ。でも番組(ドキュメンタリー)は見てみて!絶対見る価値あり。」
とコメントを返しています。
タイミングがよすぎるなあ、というお話。。
Assange&Troberg
ちなみにTrobergという名字を訳したら、「信山」。信がつくなんて、よくできた名字。
0 件のコメント:
コメントを投稿